光のこどもたちへ

☆心と身体を回復する、健康法の挑戦記録☆ 10年で2度のうつ病を経験し、生きづらさや体調不良と向き合って、心身共に健康に生きるまでを記録しています。HSS型HSP、転職を繰り返して自信喪失…でも自分らしい人生をあきらめたくない!そんな私が自分とまっすぐ向き合うブログです。

努力は報われるよ「計算ミス」後編

こんにちは、とみーです(^^)

 

今回も、前回に引き続き「計算ミス克服」のお話。

 

 

計算ミスは克服できる!

 

 

さぁ、いきますよ!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今回は、理系のB君が主役です。

 

ある年の秋頃のことです。

B君がやってきて、自ら受付に座り込みました。

「計算ミスがどうしても減らなくて…」

 

理系でハイレベル国立大を目指している彼に

計算ミスをしている時間はありません。

模試でも、センターでも、二次試験でも同じことです。

 

数学は彼の得意科目の1つでしたが、

ミスがとても多かったのです。

発想が良くても、途中で計算ミスをしたら

ちょっと減点では済みません。

 

そこで、センターの過去問を時間を測って解き、

計算ミスした問題だけを集めて分析してみることにしました。

 

 

計算ミスをした問題を解いているとき、

焦っていたか、冷静だったか。

焦っていたなら、なぜ焦っていたのか。

なにか違うことを考えていなかったか。

 

 

一緒に振り返ります。

 

 

答案と解答を見比べながら、

どこでどう間違えたのか、根気強く確認します。

 

すると…

 

B君のミスのパターンが見えてきました。

 

 

【B君の3つのミスのパターン】

・字がきたない

・焦るとミスが目立つ(※書き間違いが多発)

・次の手順を考えながら計算している

 

【ミスの解説】

・字がきたない (T_T)

→1と7、5と6は走り書きすると分かりにくくなりやすい。

 8を最後まで書ききれずに5に見える子もいます。

 筆記試験だけでなく短時間で見直しするためにも

 字をきれいに書くのは基本です!!

 

・焦るとミスが目立つ

→誰でも急いだり焦ると失敗しやすくなります。

 B君は特に書き間違いが増えるタイプでした。

 マイナスやルートを付け忘れたり、字が斜めになって…

 まず焦っている自分に気づく必要があります。

 

・次の手順を考えながら計算している

→B君のミスのほとんどはコレでした。

 彼は計算過程を見直しながら、よく首を傾げていました。

 なんでこんなミスしたんだろ…

 なんだこれ… よくつぶやいてましたよ(笑)

 

 B君は数学も計算も得意なので…

 手元より頭の中の計算が先行してしまい

 書いていることと考えていることにタイムラグが生じ

 どうしても書き損じが頻発してしまっていたのです。

 

 普通は考えていることを書き出していくので

 「考えていること=書いていること」になります。

 

 B君は頭の中では次の展開を考えて、

 手元だけで計算をしているので、

 「考えていること≠書いていること」

 ということになります。

 

 そりゃミスるわ!!

 

 でも、理系の数学が得意な子達はみんな言います。

 「書くスピードで考えてたら間に合わない」

 そうですよね…(--;)

 

 でも、書き損じの連続で計算ミスを多発させても意味がないので、

 「計算するときは計算に集中する」

 「見直しを必ずする」

 「見直ししやすいようにメモを残す」

 といった、あまりに当たり前な目標を設定しました。

 

 

 

「あまりに当たり前な目標」

 

 

 

これって、大切なんですよね。

 

 

なぜなら、

自分にとって当たり前なことしか、

本番では発揮できないんです。

 

 

******************************

 

とみーは毎年必ず、

生徒たちに話していたことがあります。

 

 

実力を100%とするなら、

本番は80%しか発揮できないと思ってね。

 

 

緊張したり、体調がよくなかったり、

暑かったり寒かったり、

自分がうっかりすることもあるし、

隣の子がすごく貧乏揺すりするかもしれない(笑)

 

 

 

本番っていうのは「いつも」とは違う。

 

 

 

だから、本番で100%力を発揮したければ

普段から120%だしきれる自分にならなきゃいけないよ。

 

 

******************************

 

 

さて、「あまりに当たり前の目標」を設定したB君は…

 

 

なんと、本当に計算ミスを克服しました。

 

 

字がきれいになることはありませんでしたが…

読めないことはなくなりましたね(笑)

 

書き損じも、ものすごく焦ってしまう時以外は

ほとんどなくなりました。

 

そしてB君は、ハイレベルの国立大に合格しました。

 

実は第一志望の大学には進学できなかったんですが…

数学を失敗しなかったことで、

本人が行きたい国立大学の一つに合格することができました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

何度も言いますが…

 

 

計算ミスは癖です!!

 

計算ミスは克服できます!

 

 

だから、できない理由にしないでください。

 

 

うまくいかない原因が、必ずあります。

 

原因が見つかるまで、向き合ってください。

 

G君やB君のように、誰かに助けを求めてもいい。

 

 

これまでの習慣や思い込みで染み込んだ「癖」に

成功のチャンスを奪われてはいけません!

 

 

 

最後にもう一度言いますよ。

 

 

 

計算ミスは克服できる!!

 

 

 

とみーは、そう思います(^_^)/~~


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努力は報われるよ「計算ミス」前編

こんにちは、とみーです(^^)

 

「計算ミスしたから仕方ない。」

 

模試や試験で失敗したとき、

そう思ったことないですか?

 

計算ミスを言い訳にしたこと、ありますよね?

 

ズバリ、言っちゃいます。

 

 

計算ミスは言い訳にならない。

 

 

なぜなら

 

 

計算ミスは克服できるから。

 

 

 

( ̄□ ̄;|||!!

 

 

残念に思わないで!!

これは朗報ですよ!(笑)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

とみーが担当していたクラスは文理混合で

だいたい6割理系、4割文系でした。

 

数学の点数が思うように得点できなかったとき。

文理関係なく、毎年一定数の子達がこう言います。

 

「計算ミスしちゃって…」

 

そして模試の結果が返ってくる度に言うのです。

 

「計算ミスして…次は大丈夫だと思います。」

 

へー。

どのように大丈夫なのだろうか…

 

 

 

計算ミスは癖です。

 

 

 

大抵、何度でも繰り返します。

そして常習犯は言うのです。

1月末、センターの自己採点をした面談で。

 

 

「計算ミスしなければ…」

 

 

はい、残念!

とみーはちゃんと言いましたよ。

 

「計算ミスしてしまう理由を見つけよう」って。

 

 

毎年お決まりのようにこの会話を何度かするのですけど、

ある年の文系の彼はちょっと違っていました。

今回の主役G君です。

 

※ちなみに、前回の記事のこのくだり・・・

 適切な先生に出会うと、その科目が好きになります。

 ケアレスミスさえ改善策できます!!

 代表例がG君です(*^_^*)

 

 

文系のG君は数学が苦手でした。

彼の志望校に合格するには、センターで8割近くの得点が必要で、

数学が確実に足を引っ張っていました。

 

とても真面目で頑張り屋さんのG君は、

理系の友人によく相談していました。

 

それでも何か腑に落ちない様子で、

ある日、とみーのところにやってきました。

 

G君 「数学が克服できないんです。」

とみー「でも数学の学習時間を増やして頑張っているよね?」

G君 「はい、頑張ってるんです。頑張っているんですけどね…」

とみー「どうしたの??」

G君 「ケアレスミスが止められない!!」

 

彼が予習で使っているノートを見せてもらいました。

きれいに計算されていて、問題を感じませんでした。

 

マーク模試の問題用紙を見せてもらいました。

たくさん書き込んで頑張って解いた形跡がみられました。

ん?

よーく見てみると、なんか見にくい???

 

 

ケアレスミスの原因、見つけました!

 

 

マーク模試ではマークシートに色を塗るので、

問題用紙の余白を使って計算しますよね?

 

G君はマーク模試の際、いろんな場所に計算を走り書きしていました。

(1)を右ページ上の余白に計算して、続きを左ページ下の余白に。

こんな感じで計算しているので、見直しがしにくい。

しかも、計算の流れがわかりにくい。

それが、計算ミスの原因になっていました。

 

確かに、マーク模試では誘導問題があり、

問の順番通りに解かない方がスムーズな場合があります。

それでも、解いた形跡はきれいに残した方が

見直しもしやすいですよね?

 

G君にマーク模試と同じ問題を

いつもの予習ノートに解き直してもらいました。

きれいに、ミスなく解けていましたよ。

 

 

さて、次のマーク模試では結果を出したいG君。

気合を入れて臨みました。

ところが!

 

また計算ミスしてしまったんです(T_T)

 

本当に落ち込んでいました…

 

そこで、とみーは理系の生徒を担当している

ある人気の先生のところにG君を連れていきました。

 

これまでの経緯を説明し、アドバイスを求めました。

すると…

「分数の計算が苦手なの?」

G君のノートや答案をいくつも見て、

先生がミスのパターンを見つけてくれたのです!

 

後から聞いた話によると、

G君はいつも分数の計算がめんどくさいと思っていて

心のどこかでイヤだと思いながら向き合いきれず

苦手意識が計算ミスを引き起こしていたそうです。

 

そんな心理的な原因もあるんですね!!

 

 

長く悩んだ計算ミスの原因を見つけてくれた先生は

他にもいろんなアドバイスをくれたようで…

G君は理系の生徒に混じって毎週、先生のもとに通っていました。

 

いつも時間を割いて、彼の話や悩みを深く聞いて

彼に合った解法を教えてくれる先生が大好きになったG君。

言うまでもないですが、数学が得意になりました。

 

そして素直で頑張り屋さんのG君は、

見事、志望校に合格しました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

心理的要因で勉強が苦手な生徒はたくさんいます。

 

いろんな背景があって、解決するのは簡単ではないけれど

「なんとかしたい」っていう本人の気持ちと

「なんとかしてあげたい」っていう先生の根気が

真正面から向き合ったとき、

そこには、まるで魔法のような何かが生まれます。

 

熱い想いが合わさって、

互いの感情さえも動かして、

生徒の未来までも動かしたその出会いは

自信となって一生彼を支えてくれるでしょう。

 

教わるってこういうこと。

教えるってこういうこと。

 

とみーは、そう思います(^_^)/~~

 

計算ミスはみんなの悩みなので…

次回も、計算ミス克服のお話です♪


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努力は報われるか「頭のいい先生には気をつけろ!」編

こんにちは、とみーです(^^)

 

「どうしてこれがわからないんだ。」

 

もしそう発言する先生に出会ったなら、こう返事をしましょう。

 

「わかるように教えてください!」

 

決して先生を挑発しているわけではありません(^_^;)

 

とみーが出会ってきた、たくさんの「先生」と呼ばれる方々。

その中には「教える」という職業があまり向いていない、

「ある特定の分野において、偶然優秀だった人」

がいるということを知っていただきたいのです。

 

先生とうまく付き合うことは、学力に大きく左右します。

(注:賄賂を用意するとか、忖度する話ではありませんよ。)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

世の中には、生まれつき頭のいい人がいます。

 

優秀とまではいかなくても、誰しも得意分野はあるものです。

そして苦手な分野においては、多少の努力や苦労が必要です。

 

結論から言います。

 

 

教えている科目や分野において、

苦労した経験を持つ先生を頼りにすべきです!

 

 

理由は簡単です。

 

 

わからない人の気持ちがわかるから。

 

 

「わからないこと」が「わかるようになる」

そのプロセスを理解している人にしか、

教えることはできないのです。

 

 

直感や感覚を言葉で説明するのはとても難しいですよね。

 

 

野球の世界でよく例えられるのが王さんとイチローさんのお話。

 

【王さん】

誰もが知るように天才肌で大活躍されました。

チャーミングな天然キャラで愛されていますよね。

王さんは感覚でできてしまう天才だったので、

どのようにホームランを打つかを指導する際、「ボールがバッときたらガッと打つ!」

とおっしゃったとか(笑)

 

イチローさん】

世界を舞台に活躍したイチローさん。

カリスマであることは言うまでもありませんが

努力家としても有名ですよね。

努力家というのは苦労を工夫で乗り越える天才のことで

ご自身でひたむきに工夫を重ねて努力してきた。

だから、守備も盗塁もホームランも、

イチローさんはコツを言葉で伝えることができるんです。

引退されたあとも、指導者としてご活躍いただきたいと

とみーは切に願っています。

 

 

 

「わかること」が「あたりまえ」の人には

「わからない」理由が「わからない」のです。

 

 

 

ですから、

苦手なことや、どうしてもできないことを教えてもらう時には

聞く相手を選ぶことが非常に重要です。

 

 

実際、とみーは何人もの生徒にその子の担当ではない先生を紹介して

有名国立大学や難関私立大学の合格に導いた経験があります。

 

 

先生と生徒の性格的な相性もとても大切だと思いますが、

同じように、

先生と生徒、双方の向き合い方は非常に大切なのです。

 

 

一生懸命、苦手と向き合っている生徒と同じ位置に立って

同じ方向を向いて共に歩いてくれる先生でなければ

本当の意味で導くことは難しいのです。

 

 

** ** ** ** ** ** ** ** **

 

とみーが先生を見極めるポイントは3つです。

 

・生徒と真摯に向き合えるか。

・生徒に合わせた教え方をしてくれるか。

・具体的なアドバイスをしてくれるか。

 

** ** ** ** ** ** ** ** **

 

適切な先生に出会うと、その科目が好きになります。

ケアレスミスさえ改善策できます!!

そのお話は次回の記事で (*^^*)

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

日本の教育において、先生の仕事は

「正解を教えること」です。

 

しかし、本当に教えなければならないのは

考えるために必要な情報や知識、

答えにたどり着くためのプロセスなのです。

 

 

だって、答えは教科書や解答集に書いてあるでしょ?

 

 

なぜ、それが大切なのか。

なぜ、わからないのか。

なぜ、なぜ、なぜ・・・

 

その理由を一緒に考え、

時には共に悩みながら見守り、導く。

それが、先に生きてきた先生の本当のお仕事。

 

 

とみーは、そう思います(^^)/~~~

 


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頭が良くなる姿勢

こんにちは、とみーです(^^)

 

姿勢と学力の不思議な関係。

 

とみーも「そうなんだ~」と感心した、

生徒が教えてくれた姿勢のお話です。

 

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彼はとてもがんばり屋で、リーダー的存在でもありました。

いわゆる、インフルエンサーですね。

 

地域のトップ高校を卒業して、ハイレベルの国立大志望でした。

 

努力家で人柄もよく男らしい。

講師にもスタッフにも名の知れた生徒でした。

 

不安になったり困ったことがあると、

必ず相談や報告に来てくれる可愛いところもありました。

 

12月も終わりに近づいてきた頃です。

いつものように、私のところにやってきました。

「僕、最近気づいたことがあるんです。」

「なになに?」

「姿勢って、問題を解くとき重要なんです。」

 

彼はいつも前のめりの姿勢で問題を解くタイプで

集中しているというか…熱中してるなって雰囲気が

身体からあふれていました。

 

ところが、最近は姿勢を意識して

背筋を伸ばし、頭を高い位置にキープしたまま

問題を解くようにしているとか。

 

「姿勢が前のめりになると身体がぎゅっとなって凝りやすくなるんです。

変に力が入る感じですかね…

顔が机に近づく分、視野も狭くなって発想が展開しにくいイメージで。

数学とか物理とか化学なんかは特に。

でも姿勢を正して解くと、机の上全体が見えて視野が広がるから

前後の問題の兼ね合いも見えるようになりました。

首や肩もこりにくくなった気がします。」

 

下を向いているより呼吸しやすく酸素がまわるのか、

疲れにくく冷静でいられる気がして余裕ができ、

ケアレスミスも減ったと言うんです。

 

「それはすごいね!」

 

それからずっと、彼は姿勢を保って学習に励んでいました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

姿勢がパフォーマンスに影響を与えるというのは

ビジネスの世界でもよくある話ですね。

 

外見が他人への印象を左右するというのもそうですが、

実は自分自身のメンタルへの影響も大きいのです。

 

無理に胸を張るというのは違う気がしますが、

「自分らしく実力を発揮できる状況をつくる」

というのはスキルの1つであり、

受験だけでなく社会に出ても必要な力です。

 

自分にとって力を発揮しやすい姿勢を見つけるのも、

日々の学習の成果の1つなんですね。

 

目線を高くすることで意識的に余裕が生まれ、

それが問題を解くときの発想の転換

ケアレスミスの防止につながるなら、

そんなにいいことはありませんよね!

 

これはすべての人に試してみる価値がありそうです♪

 

小さな気づきが、意識を変える。

意識の変化が、人生を変える。

 

とみーは、そう思います(^^)/~~~

 


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あたりまえ

こんにちは、とみーです(^^)

 

予備校勤務時代に不安になったことがあります。

「どんな親になれば、我が子を一人前に育て上げられるだろうか」

 

たくさんの保護者とたくさんの生徒に出会う中で

自分自身の目指す先が、わからなくなったときがありました。

 

とみーを支え続ける、先輩の教え。

 

「あたりまえ」の先にあるもの。

 

あなたなら、どんな親を目指しますか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

とみーが予備校の仕事に慣れてきた頃のことです。

生徒や保護者と話し合い、子育てや受験の様々な形に携わってきて

自分はどんな保護者を目指すべきなのかを考えるようになりました。

 

そして、迷子になりました(笑)

 

ご家族によって、子育てや受験への考え方は違います。

当然ですよね。

ご両親の性格、バックグラウンド、収入も違えば

お子さんの性格、育つ環境、得意不得意、学力、

将来のビジョンだって全く違うのです。

 

 

何が正しいかなんて、もちろん正解はない。

 

 

教育の世界で働いていなければ、様々な家族を知ることもなかったでしょう。

受験へのたくさんの考え方を比較することができるのは幸せなことです。

普通なら、自分とパートナーの人生経験をもとに

二人で子供にしてあげられる最善が、その子の人生になります。

(あくまでも大学受験までの教育の話です。)

 

 

様々なご家族と出会う機会に恵まれたからこそ、考えました。

自分がどんな親であれば、子供が大きく道を外すことなく、

心身健康で、ある程度、勉強も運動も頑張って

一人前の大学生になるように育て上げることができるだろうか?

 

 

いつものように、休憩室でお弁当を食べていた時のこと。

私の前に、社会人としても人としても尊敬している先輩が座りました。

彼女は働きながらお子さんを育て上げている真っ最中で、

二人のお子さんは予備校の生徒でもありました。

(当時一人目はすでに大学に進学し、二人目は現役の生徒でした。)

旦那様やお母様と協力しながら家事子育て、仕事に励み、

人柄も飾らず、おおらかで、思いやりのある方です。

 

 

とみーは質問しました。

「◯◯さんは、たくさんのご家族と受験を共に戦い、経験されてきましたよね。

 もちろん、有名大学に進学することが子育てのゴールではないし、

 かといって、ある程度の知識教養がなければ将来苦しみます。

 どんな親を目指したら、社会で生き抜いていける子供を

 育て上げることができるのでしょう?」

 

彼女は頷きながら、真剣に聞いてくれました。

 

「私も何度同じことを考えて悩んだかわからないよ。

 結局のところ、

 あたりまえのことをあたりまえにできる親御さんが

 最も堅実に子育てができると思う。

 あたりまえのことをやるっていうのが一番難しいんだよね。」

 

 

これは、刺さりました。

 

 

今でも人生の教訓になっています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『あたりまえのことをあたりまえにできる人』

 

もちろん、人によって「あたりまえ」の解釈に幅はあるでしょう。

でも、親としてだけでなく人としても、大切なことではないでしょうか。

 

人として…

自分にも他人にも、思いやりを持って過ごせているか。

「ごめんなさい」「ありがとう」が言えているか。

自分の心と体の健康が保てているか。

 

親として…

早起きしてお弁当をつくって、

子供に朝御飯をしっかり食べさせて

遅刻しないように学校へ送り出して。

家の中を整えて、おやつを用意して、

宿題しなさい!なんて言いながら夜ご飯をつくって。

子供の話を聞いて、みんな自分の部屋に行って

ゆっくりできると思ったら夜中の12時…

 

それが毎日続く。

 

想像するだけで大変で。

 

だけど、親の「あたりまえ」が子供の「あたりまえ」になる。

 

だから自分が一人前にならないと

子供を一人前に育てるなんてできないんだな。

 

自分のあたりまえの日常の先に

自分の親としての姿があり

子供の未来がある。

 

そんなあたりまえのことを理解して、

改めて「あたりまえ」の難しさを知る。

 

とみーにとって、

予備校勤務時代、最大の学びと言えるかもしれません。

 

 

あなたの「あたりまえ」はどんな姿ですか?

それは、子供に求める姿と同じものですか?

 

そこにギャップがあるなら、

自分が与えてあげられるもの以上を子供に求めているかもしれません。

 

「理想の姿」を追いかけてしまうなら

等身大の自分にできる「あたりまえ」から始めましょう。

 

自分を追い詰めることが、一番子供を追い詰めることになるのですから。

 

 

 

とみーは今日も、自分に問いつづけます。

 

今の自分の「あたりまえ」は

子供の未来の「あたりまえ」に適切かどうか?

 

教育課程をずっと昔に終えた大人たちに必要な教養。

それって「自分のあたりまえ」を見直し続ける姿勢なのかもしれない。

 

それが、本当の自己啓発!?

 

とみーは、そう思います(^^)/~~~

 

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勉強は必要か?

こんにちは、とみーです(^^)

 

私たちは、なぜ勉強しなくてはならないのでしょう?

勉強ができるようになっても、将来成功できるとは限りませんよね?

 

勉強が好きなわけでもないのに。

むしろ、好きかどうかなんて聞かれる間もなく。

私たちは義務教育に放り込まれます。

 

そして、中学受験、高校受験、大学受験と次第に壁が高くなり、

居場所や行き先を見失った生徒が、とみーに問いかけます。

 

 

「どうして、勉強しないといけないの?」

 

 

これが正しい答えかはわからないけれど、

大切な生徒達と、そして自分と向き合ってきて、

とみーはこう思うのです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

私たち人間は、自分の知識の範囲内でしか行動できません。

 

 

想像することはできても、行動するのは難しいのです。

 

 

「知らないことを思いつく」というだけでも十分難しいことですが、

「どう行動すればその通りになるのか」を具体的に考えるのは、非常に難しいのです。

 

 

知識や発想力があれば、成功するための方法を考えることができる。

でも、その方法を行動に移さなければ、成功に近づくことはできない。

行動に移すためには、どう行動するのか具体案が必要で、

その具体案は、自分の知識の範囲内でしか生まれない。

 

 

もちろん、「人に聞く」というのも一つの方法です。

 

 

勉強なら、得意な友人に聞くのもいいし、

その道のプロである先生に聞くのもいいでしょう。

「聞く」という方法を思いつくのも一つの才能ですし、

「聞く」という行動を起こせるのも一つの能力なのです。

 

 

じゃあ、

「聞く」ことを思いつかなかったら、

「聞く」ことが苦手だったとしたら、

「聞く」相手が見つからなかったとしたら?

 

 

「自分でなんとかする」

 

 

厳しい答えですか?

 

 

でも実際に、

「聞いても答えのないこと」って、世の中にたくさんあるんですね。

 

 

 

だから、勉強する。

 

 

 

若くて頭の柔らかいうちに、

たくさんの科目を勉強して、脳内の引き出しを増やして、

好きな科目を深く学んで、得意な思考回路を強化する。

 

 

思考の幅を広げて、「コレだ!」って思うことを追求する。

 

 

できるだけたくさん知識を増やして、問題に挑戦した者だけが、

できるだけ考える道具を増やして、道具の使い方を練習した者だけが

受験戦争の勝利である「合格」に近づくことができる。

 

 

 

勉強して受験する、それに何の意味があるのか?

 

 

 

それは、人生とどう向き合うかの訓練である。

 

 

 

できるだけ多くのことを知って、経験した者だけが

解決力や斬新な発想を得ることができる。

 

 

受験が終わっても、ずっと。

 

 

生きている限り、新しい何かと出会い、知ることは続いていく。

自分が望むものばかりじゃない。

どうして自分がって思うようなことだってたくさんある。

 

 

そんなとき。

 

 

 

あなたはどんな風に

「人生=自分」と向き合いますか?

 

 

 

勉強って、考えるための道具を集めること。

集めた道具を使いこなす練習も勉強のうち。

経験って、勉強したことを身体をつかって試すこと。

失敗も経験のうち。

 

 

勉強って、国語や数学のことじゃないんですね。

 

 

勉強を通じて本当に学ばなければならないこと。

 

 

 

それは「なんでも勉強すればできる」ってこと。

 

 

 

人生で知らないことや、やったことないことに出会ったとき、

あなたがどう向き合うかっていうこと。

 

 

「知らないから、できない。」

「やったことないから、無理。」

 

 

それも人生。

 

 

「わからないけど、やってみるか。」

 

 

それも人生。

 

 

「わからないけど、やってみるか。」

そう思って行動できるなら、

あなたはいつか成功を掴むことができるでしょう。

 

 

 

「わからないなら、勉強すればいい。」

 

 

 

ただ、それだけ。

そう思えるだけで強くもなれるし、楽にもなれる。

あなたの世界は無限に広がる。

 

 

だから、勉強ってなにかを知ってほしい。

なぜ勉強するのかを理解してほしい。

 

良い大学に進学するためじゃなく

良い高校に進学するためじゃなく

良い中学に進学するためじゃなく

 

あなたの生きる世界を広げるために。

あなたらしさを見つけるために。

あなたが楽しく生きるために。

 

 

だから、勉強する。

 

 

人生って勉強。

 

 

とみーは、そう思います(^^)/~~~

 

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生きることがつらい、あなたへ

こんにちは、とみーです(^^)

 

私たちは、「習慣」の中で生きています。

 

どういうことかっていうと…

 

学校に通って、部活動に参加して、塾に行く。

会社に行って、夕飯の買い物をして、テレビを見る。

家の掃除をして、パートに出て、家族の夕飯を作る。

 

これを、ほぼ毎日繰り返す。

これ「習慣」です。

 

 

「習慣」は、今、あなたが生きている世界です。

 

 

あなたは、今生きている世界に満足していますか?

生きることや毎日に、苦痛や疑問を感じていませんか?

ふと、「自分、なにやってるんだろう」って思うこと、ありませんか?

 

もし、これらの質問に、あなたの心が反応するなら

今あなたが生きている世界は

今のあなたに合っていないか

あなたにとって手狭で、

窮屈になってきているかもしれません。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私たちの世界は、複数のコミュニティで成り立っています。

 

学校、部活動、サークル、習い事。

会社、友人、行きつけの飲み屋。

住んでいる地域、ママ友、家族。

 

集う人数の規模は違えど、

あなたはそれらのコミュニティに所属しているから

そこに習慣的、日常的に出入りしています。

 

 

コミュニティ内で問題が起こったとき、

私たちは悩み、憂鬱になります。

 

当然ですよね?

だって日常的にそこに行かなくてはならない。

それが、「習慣」なのですから。

 

 

 

でもね…

 

 

 

実は、その「習慣」って思い込みなんです。

 

そのコミュニティを「習慣にする」って、だれが決めたんですか?

 

あなたのご両親か、ご家族か、あなた自身

ではないですか?

 

 

ってことは、

「習慣」と化しているコミュニティは

いつでも「習慣」でなくすことができる。

 

 

 

あなたが生きる世界は、

自由に選択することができるんです。

 

 

 

でも、「習慣」って不思議なもので…

 

 

「習慣」という生きる世界を

複数の選択肢から選んで決めているのに、

まるで、その世界が自分の全てかのように

錯覚してしまうんですね。

 

 

あなたのすぐ隣に、違う世界があるのに…

 

 

学区を変えれば学校はあるし、

部活動も、地域のクラブを探してもいい。

お金を稼ぐための仕事だってたくさんある。

自分だけでなく守るものがある人でも、

生活の場所もスタイルもサイクルさえも、今と変えたっていいのです。

 

 

だからね…

 

 

今生きている世界で問題が起こったとき

いじめや、病気や、変なルールにでくわしたとき、

 

 

もうダメだ!!

 

 

って、生きることをあきらめないでほしいんです。

 

 

 

あなたが今、悩みながら生きている世界は

たくさんあるコミュニティのほんの一つに過ぎない。

 

 

だから、生きることをあきらめる前に…

 

そのコミュニティで生きるという

「習慣」をあきらめてください。

 

 

 

日本人は真面目で、「習慣」を壊すのが怖いタイプの人種です。

 

稲作を主とする農耕民族で、太陽が昇ったら起きて、

田畑を耕して、農村単位で助け合って生き延びてきました。

だから、コミュニティ内の周りの人の目や、意見を気にしがちです。

 

それは時に、日本人の美徳でもありますが…

日本人の美徳のために、あなたが毎日苦しむ必要はない。

 

 

あなたは日本人ですが…

 

 

あなたは、地球に生まれました。

 

 

地球上にある日本列島の、ある県のとある都市に生まれて生活していますが、

あなたは、市外、県外、国外、どこへだって行くことができる。

 

 

そう、本来、あなたは自由なのです。

 

 

今の世界から、より自由に生きるためには

少しの勇気と決断力が必要かもしれません。

 

 

でも、

あなたや、あなたの大切な人の命を守るためなら

これくらいの勇気と決断、大したことない。

 

 

 

あなたの命のフィールドは、地球です。

もう少し時代が進めば、宇宙まで広がる可能性もあります。

 

 

 

だから…

クラス内で、部活内で、職場で、家族内で

あなたにとって、

大きな大きな問題が起こったとき、

毎日がつらくて、生きるのがこわくて、

生きている意味がわからなくなったら、

生きることをあきらめる前に、

あなたの「習慣」を、変えることを考えてみませんか?

あなたの生きる世界を、広げることを考えてみませんか?

 

 

新しい世界への不安が大きくても、

新しい世界を選んで、

地球上にいる方がずっといい。

 

 

だって、

あなたは生きるために生まれてきたのですから。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

あなたは、今生きている世界に満足していますか?

生きることや毎日に、苦痛や疑問を感じていませんか?

ふと、「自分、なにやってるんだろう」って思うこと、ありませんか?

 

もし、これらの質問に、あなたの心が反応するなら

今あなたが生きている世界は

今のあなたに合っていないか

あなたにとって手狭で、

窮屈になってきているかもしれません。

 

 

その時は…

「習慣」を変えてみましょう!

生きている世界を広げていきましょう!!

 

 

あなたが生きている世界は

あなたが思っているよりずっとずっと広いのです。

 

 

生きるために必要なものはすべて、この地球上にある。

 

 

とみーは、そう思います (^^)/~~~

 

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