光のこどもたちへ

☆心と身体を回復する、健康法の挑戦記録☆ 10年で2度のうつ病を経験し、生きづらさや体調不良と向き合って、心身共に健康に生きるまでを記録しています。HSS型HSP、転職を繰り返して自信喪失…でも自分らしい人生をあきらめたくない!そんな私が自分とまっすぐ向き合うブログです。

努力は報われるか「努力ってなんだ?」編

こんにちは、とみーです (^^)

 

前回に引き続き、「努力」のお話。

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「勉強は、努力した分だけ結果がでます!」

 

数学の先生が、年度始めの初回授業で

生徒たちを激励していました。

 

 

「おっと!ちょっと待って!!」

 

 

私は心の中で叫び、苦笑いで聞いていました。

なぜなら、初めて面談する生徒のうち

何人かはこう言うのです。

 

「努力したけど自分はダメだった」

「努力しても、その分報われないですよね?」

高校の担任に「お前は頑張ってもムダだ」と言われた。

 

 

私は主に浪人生のクラスを担当していました。

ほとんどの生徒が、自分なりに努力し、

一度は受験を経験してきているのです。

 

 

自分なりに努力した結果、

受験に失敗した彼らにとって、

「敗因」を理解できている生徒でない限り

「努力は報われないもの」なのです。

 

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私の体感では、日本の教育プランでは

「努力の仕方」は教えてくれません。

 

授業で科目を教えたあとは、課題が与えられ、

テストして、できる、できないが決まる。

 

 

「どのようにしてできるようになるか」は

生徒個人に任されていることがほとんどです。

 

 

でも、それがわからないから、

なかなかできるようにならないのですよね?

 

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「学校で一番、速く走れるようになりたい」とします。

 

毎日10時間、がむしゃらに走ったら

学校で一番、速く走れるようになると思いますか?

 

 

 

もちろん、今の自分よりは速くなるかもしれません。

筋肉も精神もとても鍛えられるでしょう。

でも、学校で一番、速くなるでしょうか?

 

 

 

とみーだったら、

速く走れるようになる前に、三日坊主で終わります。 

 

 

 

…はい(笑)

言いたいことは伝わりましたよね?

 

 

 

がんばり方が適切でない、ということです。

 

 

 

 そう、

「努力には工夫が必要」なのです。

 

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「努力しても成果がでなかった」ということは

「努力の仕方が間違っている」か、

「その方法が自分に合っていない」のです。

 

 

例えば、暗記(もしくは英語)が苦手な生徒が、

3時間英単語帳と、にらめっこしているとしたら

2時間半はムダな努力になっている可能性が高いのです。

 

 

 

私が生徒を見守る限り、

苦手な科目の暗記に集中できる時間は

だいたい30分程度です。

(もちろん、調子のいい日や勉強への慣れによって、継続できる時間は延びていきます。)

 

 

 

つまり、

努力した時間=結果

とはならないわけです。

 

 

 

「何時間勉強したかが努力の目安」

としている場合、

その努力では思ったように成果がでないかもしれない。

 

 

 

「報われる努力をするためには工夫が必要!」

 

 

 

いや、むしろ…

 

 

 

 

 

「努力とは、成功するための工夫」である。

 

 

 

 

とみーはそう思います (^^)/~~~

 

次回は、「成功しやすい努力」のお話。

 

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