努力は報われるか「現代文」後編
こんにちは、とみーです(^^)
前回の「現代文」前編のつづきです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前編を読んでくれたみなさんは、もうわかってると思うので、
いきなりですが、結論いきます!!
現代文がとっても苦手な人は、
話の内容を他人に説明するために読む!
実際に、同じ文章を読んだ友人同士で聞き合えるとベスト!
ご両親や兄弟、おじいちゃん、おばあちゃんに聞いてもらってもOK!
でも、「そんなことできないわよ」って恥ずかしがり屋のあなたは…
・段落ごとに、文章を要約して書いたり…
・段落ごとの文章的役割を書いてみたり…
(前の段落の説明、とか、過去の回想、とか)
・登場人物の相関図を書いてみたり…
・文中の出来事を時系列で簡単にまとめてみる
など、自力でも読解力を高めるためにできることはたくさんあります。
(ここでの読解力とは、あくまでも自分なりの解釈のレベルです。)
その時のポイントは…
文章内で使われていた言葉を使うこと。
キーワードになりそうな言葉はもちろん、
登場人物の感情や比喩表現などは、
自分の解釈で言葉を変えてしまうと、読み間違う原因になります。
時間がかかってもいいから、
まずは、
自分の解釈を視覚化するために書く!
すると、
わかったつもりで頭の中をすり抜けていた文章が、
整理されて、リアルにイメージできるようになるはずです。
見えなかったものが、見えてくる感じかな?
カタチのない文章に、輪郭ができてくる感じ??
話を映像化できるようになるってことです。
(伝わっているだろうか…)
書いていると、初めは時間がかかるかもしれません。
文章を理解する力を鍛えている状態なので、
めんどくさいけど、ここは「我慢」です。
この「我慢」が、
今回の「努力」です!!
暗記とか数学みたいに「脳が汗をかく」感覚はないと思います。
情報を整理する練習をしているだけなので、大変ではないはずです。
ただ、
書いたりまとめたりするのが苦手な人には、
めんどくさいだろうなぁ、と思います。
でも、
興味のない文章だと読み流してしまう人には、とっても有効な方法です。
たくさん文字が並んでいるだけに見える本文から、
最小限の情報を抜き出して、まとめて、視覚化するからです。
繰り返していくうちに、早く書けるようになります。
まとめるポイントがわかるようになるからです。
↓
だんだん、頭の中だけで整理できるようになります。
↓
最後に、文章を読むのが早くなります。
↓
必然的に得点が上がる、はずです。
(古文や漢文に割ける時間も長くなる。)
予習で視覚化して、
授業中に先生の解説を聞きながら、解釈の答え合わせができると、
より正確性が増すのでおススメです。
ちなみに、何人かの理系の生徒にとって、
文章が形になって見えてくるというのは、
映像が浮かぶことにより、内容が明確化されるので、
「面白い」らしいです。
(個人の主観によるとは思います。)
でも…
「面白い」ってスゴくないですか!?
今まで、忘れちゃってたんですよ!?
本文の内容を聞いたら、
「つまらなかった」
って言う子さえ、いたんですよ??
それは内容じゃなく感想だね…(涙)
こんな感じで、
本番までに残された少ない時間を、
みんな必死に駆け抜けました…
が…
自信をつけるには時間が足りなくて、
Z君は現代文を完全に克服することはできませんでした。
本当に、できることはあと一つ。
神に祈りました。
その年のセンター試験は国語が難しく、
多くの生徒が苦しむ結果となりました。
Z君は偶然にも、
割といい点数をとることができました。
(目標には届かなかったけど、悪くもなかった。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
直前の対策だけでは、
間に合わない科目とされている、現代文。
実際、短時間での読解力獲得は難しいと
とみーも思います。
センター試験の過去問題でいつも満点か、
一問くらいしか間違わない生徒たちに聞いてみると、
現代文はロジカルに解くことができるんだとか。
ロジカルに解くと、時間もかからないらしいです。
実際「ロジカルに解け!」って言う先生もいるみたいです。
でも、多くの生徒を見る限り、
それはかなり上級者でないと難しいことがわかりました。
ロジカルに…なんてカッコよくなくていいんです!
文章理解ができればいいんですから。
時間がかかってもいいから、
文章内で使われていた言葉を使って
自分の解釈を視覚化するために書く!
めんどくさくても、多少時間がかかっても、
内容を説明できるようになったら、
現代文は答えが見えてくる!!
とみーはそう思います (^^)/~~~