光のこどもたちへ

☆心と身体を回復する、健康法の挑戦記録☆ 10年で2度のうつ病を経験し、生きづらさや体調不良と向き合って、心身共に健康に生きるまでを記録しています。HSS型HSP、転職を繰り返して自信喪失…でも自分らしい人生をあきらめたくない!そんな私が自分とまっすぐ向き合うブログです。

予備校の落とし穴 「違う高校の生徒との出会い」編

こんにちは、とみーです(^^)

 

「予備校の落とし穴」シリーズ。

「自習室」

「授業」

 

最後は「違う高校の生徒との出会い」編。

 

他校の生徒に出会えること。

それは予備校の醍醐味でもあります。

とみーが出会ったQ君は、受験を通して世界は広いと知ったのです。

 

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夏休み前の三者面談で、Q君のお母さんが言いました。

 

「もっとうちの子のお尻を叩いてやってください。

 家で全然勉強しないんですよ。テレビばかり観て…」

 

ふむふむ。

とみーは頷きながら聞いていました。

 

ちらっとQ君を見ると…笑っています。

どうやら、全く気にしていないようです(笑)

 

彼の志望校は名の知れた私立大学でしたが、

確かに日々の努力はそれに見合うものではありませんでした。

 

彼の意見を聞いてみることにしました。

すると…

 

 

「去年(高校の時)より勉強してるよ!」

 

 

なるほど。

本人の気持ちがよくわかりました。

 

 

「そっかー、前より勉強するようになって偉いね!

 それじゃ、母校でQ君と同じ志望大学に合格した人、知ってる?」

 

「いない…かな? 知らない。」

 

「知らないかー。

 今、塾の中に同じレベルの大学を目指してる友達はいる?」

 

「うん、いるよ! ◯◯とか、◯◯とか…」

 

「おぉっいいね!

 彼らがどれくらい勉強してるか知ってる?」

 

「うん、めちゃくちゃしてるよ。」

 

「すごいね!

 めちゃくちゃってどれくらい?」

 

「僕よりうんと勉強してる。

 朝早く来て、夜も遅くまで自習してるみたいだよ!」

 

「みんな頑張ってるね!受験って難しいよね。

 どれくらい頑張ったら合格できるかってわからないもんね。

 友達と同じだけ頑張ったら、合格できると思う?」

 

「どうかな~?

 みんな、模試の判定はDとかFとかって言ってたから。

 無理なんじゃない?」

 

「夏前の頑張りの成果が出るのはこれからだから、まだわからないね。

 でも、彼らはQ君がすごいと思うくらい頑張ってるんだよね?

 友達と同じだけ頑張っても、合格できるかわからないよね。

 そしたらQ君はこの夏、どれぐらい頑張れば志望校に合格できるかな?

 想像できる?」

 

「…」

 

 

ちょっと酷な面談になってしまいました。

 

 

彼はこのあと、夏前より少しだけ頑張っていました。

彼にできる範囲で、頑張ったのだと思います。

 

翌年の春、Q君は現役時に合格した大学より、

少しだけ偏差値の高い大学に進学しました。

 

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私たちは、複数の高校には進学できません。

 

自分が進学した(経験した)教育が普通になる。

自分が出会った友人、身を置いた環境が普通になる。

 

あなたの高校の中の「ふつう」は、

他の高校でも「ふつう」とは限らないのです。

 

 

「学力」にフォーカスして言及するなら…

 

 

高校は、学校によって使用する教科書が違います。

学習レベルによって、教科書が異なるのです。

 

 

でも大学受験では、

同じ大学を志望すれば、同じ問題を解いて正解しなければならない。

 

 

同じ大学を志望していても、

同じ予備校に通っていても、

同じ授業を受けていても、

 

目標を達成するために通る道の長さや

通り抜けるために越えなければならない壁の数や高さは

 

「みんな同じ」ではないのですね。

 

 

 

そりゃそうでしょ、と思っているあなた!

 

 

 

行動がともなっていれば、志望校に合格することができるでしょう。

 

 

 

どんなに有名な予備校で

どんなに有名な講師の授業を受けて

どんなに長い時間自習室で過ごしても

 

 

あなたが勝たなければならないのは、

過去のあなた。

 

あなたが向き合わなければならないのは、

あなた自身。

 

 

とみーは、そう思います(^^)/~~~

 

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