光のこどもたちへ

☆心と身体を回復する、健康法の挑戦記録☆ 10年で2度のうつ病を経験し、生きづらさや体調不良と向き合って、心身共に健康に生きるまでを記録しています。HSS型HSP、転職を繰り返して自信喪失…でも自分らしい人生をあきらめたくない!そんな私が自分とまっすぐ向き合うブログです。

努力は報われるか「現代文」前編

こんにちは、とみーです(^^)

 

お待たせしました!!

久しぶりに「努力は報われるか」シリーズ ♪

 

今回は「現代文」です。

 

直前の対策だけでは、

間に合わない科目とされている、現代文。

 

実際、短時間での克服は難しい気がしますよね。

 

とみーと生徒たちの、現代文奮闘記です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

理系のZ君は、文系科目が苦手で…

 

志望校合格には文系強化が必須でした。

 

英語は、夏休みに嫌いになるほど頑張って…

本当に、気持ち悪くなりながらも(汗)

寒くなる頃には、力をつけてきていました。

 

ところが、現代文だけは、

たくさん問題集を解いても、上がらなかった。

 

 

頑張り屋さんだけど、弱気のZ君は、

「国語は運に任せて、理系科目で補填する!」

とか言い出しました。

 

しかし、彼の志望校はレベルが高く…

文系科目で足を引っ張っている場合ではありませんでした。

 

 

 

どうしたものか…って、

Z君と、現代文の授業の話をしていました。

 

とみー「今日の現代文、どんな内容だったの?」

 

Z君 「…覚えてない。」

 

とみー「!?…予習してきたんだよね??」

 

Z君 「…してきました。」

 

とみー「…なんでやねんっ!(笑)」

 

 

後日、

現代文が苦手な他の生徒にも聞いてみたところ、

多くの生徒から、同じような返事が返ってきました。

 

 

ちゃんと読んでいるはずなのに、

一段落読み進めると、

前の段落に何が書いてあったか忘れる。

 

 

 

 

ガーンっ!!Σ( ̄ロ ̄lll)

 

 

 

 

センター試験では、国語は時間との戦いです。

何度も何度も、読み返している時間はありません。

 

点数、上がらないはずですね!

 

読んでも、問いに答える頃には、

本文になにが書いてあったか忘れちゃうんですもんね…(涙)

 

 

困ったな~って思っているとき、

とみー自身も、よく同じような体験をしていることに気が付きました。

 

たぶん、みなさんも経験あるはずです。

 

 

お家で、

本や記事、ブログを読んでるときに

ついでに見ていた、TVのシーンが盛り上がって…

 

あれ?なに読んでたんだっけ??

 

なったこと、ありませんか?

 

たぶん、同じ現象だと思いました。

 

 

 

文章を読んでいるとき、

目で文字を追ってるだけで、

頭で理解できていない生徒もいるみたいですが…

 

 

 

おそらく、多くの生徒は一段落読むと、

集中力が切れる!!

もしくは、なぜか

脳内が切り替わってしまう!!

 

 

だから、

読んでも読んでも、話が繋がってこない。

 

 

目で文字を追ってるだけで、

文章の内容を理解できていない場合でも、

途中で、集中力が切れてしまう場合でも、

現代文に対して苦手意識が高い場合でも、

なんとかなる方法ないかな…

 

 

 

とみーは、こっそり実験をすることにしました。

 

現代文の授業のあと、生徒たちに質問しました。

「今日の予習、どれくらい合ってた?」

「今回のお題は、どんな内容だったの?」

 

すると、

「ほとんど合っていた」と答えた生徒は

文章の内容を、とみーに説明することができましたが、

「ほとんど間違っていた」と答えた生徒は

文章の内容を説明できないことが多かったのです。

 

 

とみーは、

彼らが説明してくれる内容が、正しいかどうか知りません。

現代文の先生ではないし、そもそも本文を読んでいないからです。

事前に読んでおくこともできましたが…しませんでした。

この時点での答え合わせは、重要ではないと考えていたからです。

 

 

今、重要なことは、コレ!!

「読んだ文章を自分なりに理解できているのか」

 

 

 

予習して、授業で解説も聞いて、

それでも文章がどんな内容だったか覚えていない。

それは、なにを意味するのか…

 

 

 

みんな、興味がないんだな。

 

 

 

…(苦笑)

 

 

 

そう思ったとみーは、

現代文の授業のあと、毎回どんな内容だったか

生徒たちに聞くことにしました。

 

「自分の口から説明しなくてはならない」

この意識は、脳にちょっとしたプレッシャーを与えます。

 

他人事で終われない、そんな感じでしょうか?

 

 

一日が終わって、生徒たちの自由時間。

とみーは、現代文について聞いて回りました。

「今日の文章は、どんな内容だった?」

 

聞く回数を重ねていくうちに、

生徒たちの言葉数が増えていくのを感じました。

更に、生徒によって得意不得意が見えてきました。

 

 

この2つが意味するのは、おそらく、こういうことです。

 

☆生徒たちの言葉数が増えていった

・数字や絵などといった視覚的情報の無い、ストーリーを思い出す力がついた。

・文字やキーワードを記憶する力がついた。

・文章から得た情報を、記憶する力がついた。

・文章から得た知識を、説明する力がついた。

・ストーリーの展開を理解して、順序だてて話す力がついた。

(前半を後半でより詳しく説明している文章だ、とか、

 前半と後半で真逆のことが書いてある文章だ、とか。)

 

 

☆生徒によって得意不得意が見えてきた

・小説(物語)と評論で、得意不得意が別れる

・小説の流れは理解できても、登場人物の感情がわからない

・評論の論述が難しすぎて、話が理解できない

・漢字や熟語が難しすぎて、意味が理解できない

 

 

2020年からの現代文の出題傾向がどうなるのかわかりませんが…

 

読解力、という観点から見ると、

「文章の内容を説明しよう」と意識するだけで

これだけの力がつくことが解ります。

 

さらに、得意不得意が見えてくることで、

効率的にポイントをついた演習をすることができます。

 

とみーは、実験結果を生徒たちにフィードバックし、

生徒達からも意見を聞いて、個別に対策を話し合いました。

 

本番までに残された少ない時間を、

みんな必死に駆け抜けました…

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

なんだか長くなってきたので、「現代文」後編につづく。

 

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勇気が変えた愛の形 ~受験期の家族間コミュニケーション~

こんにちは、とみーです(^^)

 

「愛の形」シリーズ

「愛の形 ~思春期の家族間コミュニケーション~」

「変形した愛の形 ~受験期のお母さんの気持ち~」

「お互いの愛の形 ~本当のコミュニケーションとは~」

 

最終回は「勇気が変えた愛の形」。

 

自分の想いを伝えるために、全力でぶつかっていった、ある生徒のお話です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その生徒は、口数の少ない生徒でした。

 

その年のクラスの中でも、目立たない生徒。

 

その生徒が、一年を通して、

絶対にゆずらないことが、一つだけありました。

 

それは、受験大学。

 

その生徒は、絶対に受験したい国立大学があって、

いつも黙々と学習に励んでいました。

 

毎日、朝から晩まで、

自習室にいない日はありませんでした。

 

 

センター試験が終わって、自己採点の日。

 

 

自己採点を見ると、合格率を考慮して、

志望大学を受験するにはギリギリの点数でした。

 

受験校の記入欄には、

これまでの志望校とは違う大学名が…

 

 

正直、驚きました。

よほどのことがない限り、

志望校に挑戦すると思っていました。

 

 

三者面談の日。

生徒の隣には、お母さまがいらっしゃいました。

 

「受験校は、この大学でいいの?」

 

とみーは、率直に聞きました。

 

 

生徒は、黙っていました。

縦にも、横にも、首を振りません。

 

答えてくれたのは、お母さまでした。

「父親から、許可がでなかったんです。」

 

 

生徒の志望大学への強い想いは、

お母さまもよくご存知でした。

最悪の場合、私立大学進学の許可も得ていました。

 

しかし、それはお母さまの判断で…

お父さまは、センター試験の自己採点を見て断固反対。

志望校への挑戦受験を許されなかったのです。

 

本人が落胆しているのは、言うまでもありません。

ただ、無表情でそこに座っていました。

 

「本当に、いいの?」

 

やっぱり、なにも言いません。

 

 

いいわけがないのです。

納得していないのです。

受け入れられないのです。

 

 

「ちゃんと話さないから…」

 

お母さまが、生徒を見ました。

 

幼いころから、

父親とは不仲で、口論も多かったためか

生徒は反論できなかったようなのです。

 

「厳しい人だからどうしても…

お父さんを言い負かすのは難しいのよね。」

 

 

 

このまま、終わってしまっていいのだろうか…

 

 

 

とみーは、ものすごく悩みました。

 

最終的に決定した受験校が納得できず、

「やっぱり受験しておけばよかった」

「自分は努力しても挑戦さえさせてもらえないんだ」

そんな思いが残って、一生悔やんだり、心の傷になる生徒もいます。

 

特に、この生徒の頑張りを考えると…

この一年を、人生の黒歴史にさせたくないと思いました。

 

 

 

三者面談の後、とみーは生徒と話し合いました。

 

志望校への今の気持ちを、確認しました。

志望校への気持ちの方が、

お父さんと話したくない気持ちより大きいはず。

 

 

受験当日までの対策や過ごし方を、二人で確認しました。

滑り止めの私立大学も、入念にチェックして、

後期試験は、合格可能性の高い国立大学を選びました。

 

 

そして…

お父さまへの想いの伝え方を、一緒に考えました。

 

しっかり、お父さんの方に身体を向けて、

どうしてその大学を選んだのか、

受験するためにどれだけ頑張ったのか、

これから合格するためにできると思うことを全部、

お父さんに伝えてみよう。

 

 

翌朝、

その生徒が、とみーのところにやってきました。

 

「志望校を受験します。」

 

生徒の姿は、なんだか一回り大きく見えました。

 

生徒が父親に話す姿を見て、

後からお母さまも、お父さまを説得してくれたようなのです。

お母さまのお話では、

その生徒がそんな風に想いをぶつけたのは初めてのことで、

お父さまも、少々驚いたのではないか、とのことでした。

 

 

 

結果的に、その生徒は志望校に合格できませんでした。

 

 

 

合格結果を教えてくれたのは、電話にでたお母さまで、

「今はとても落ち込んでいますけど…

挑戦させることができて、よかったと思っています。」

と言ってくださいました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その生徒が大学生になった今、どう思っているのか

とみーにはわかりません。

 

ただ、もしその生徒のように、

自分の想いを伝えられなくて、

なにかを諦めようとしているのなら、

本当に、「もういいんだ」って思えるのか

もう一度、自分と向き合ってほしいと思うのです。

 

 

自分と向き合うときも、だれかと向き合うときも、

「勇気」が必要で、諦めたくなるかもしれない。

「勇気がなかった自分」や「変えられなかった現実」を

「誰かのせい」にして終わらせないでほしい

 

 

 

結果がどうであれ、

「自分はやりきったんだ」って思えることに意味がある。

 

 

それは、受験も人生も同じ。

 

とみーは、そう思います (^^)/~~~

 

次回は、久しぶりに「努力は報われるか」シリーズ

直前対策では間に合わないとされる、現代文のお話です!

 

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お互いの愛の形 ~本当のコミュニケーションとは~

こんにちは、とみーです(^^)

 

前々回の「愛の形 ~思春期の家族間コミュニケーション~」

前回の「変形した愛の形 ~受験期のお母さんの気持ち~」に続けて、

 

今回は、「お互いの愛の形」について考えます。

 

 

お互いを知るために、必要不可欠なコミュニケーション。

普段、大切な人と向き合う時、どんなふうに会話していますか?

 

受験期における家族間のコミュニケーションは

受験生に大きな影響を及ぼします。

 

受験生が勉強に集中するためにも、

家庭内が心休まる場所であることは重要です。

 

どうしたら、傷つけずに傷つかずに

大切な想いを伝え、受け止められるかな~ってお話です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

まだまだ未熟なとみーですが、

これだけは、自信を持って言うことができます。

 

「あなたを大切に思っています」と伝えることが

コミュニケーションにおいて最も重要、ということです。

 

 

ところが、

「大切に思っているよ」と言ってみたところで、

言う人と状況によっては、変なことになってしまいますね(笑)

 

 

とみーは、

「あなたを大切に思っています」と言葉で伝える代わりに、

「相手を一人の人間として、一人前に扱う」

ように心がけています。

 

 

そうすることで、

自分の立場や偏見、思い込みに邪魔されることなく

「相手をありのままに知ることができる」

と考えています。

 

 

これって、実はすごく難しいことで…

私たちはどうしても、主観というフィルターを通して

物事を見たり、理解してしまいがちです。

 

 

自分の方が大人だから、よくわかっている。

自分の方が年上だから、相手を説得させられる。

自分は親だから、言うことを聞かせられる。

 

こどもの自分が、話しても無駄だ。

両親は、自分の考えをわかってくれない。

こどもだから、親の考えを受け入れなくてはいけない。

 

 

だれもが、どちらの立場も

経験したこと、あるんじゃないでしょうか。

 

そして、こういう気持ちって、

知らないうちに態度にでてしまったりします。

 

こういった「思い込み」が

大切な人を理解する妨げになったり、

大切な人を傷つけてしまう、原因になりえるのです。

 

*******************

 

とみーが生徒たちと過ごせる時間は、

彼らが成長していく過程の、ほんの一瞬です。

ほとんどの生徒は、たった1年。

そんな短い期間の中で…

 

生徒たちは、たくさんのことを教えてくれます。

 

学校のこと、友人のこと、先生のこと、ご家族のこと。

勉強のこと、恋愛のこと、趣味のこと。

流行のアプリやゲーム、若者言葉まで(笑)

 

話をするたび、

20年も生きていない彼らが、いかに多感で、

自分が生きて、経験してきた全てを駆使して

全力で毎日を過ごしているかを、知ることができます。

 

 

その中の一つだって、

私に否定できるものは、ないのです。

 

 

 

一方で、

生徒のご両親もまた、たくさんのことを教えてくれます。

 

ご自身のお考えや、教育方針。

体験されてきた苦労や、社会の厳しさ。

 

生徒の父親・母親として、人生の先輩として、

その愛情と想いは深く、

言葉と行動の裏側には、その方の人生がある。

 

実際に経験して培った価値観やノウハウ、

時代背景や家庭環境、

喜びや悔しさを通じて築き上げた、信念。

 

 

その中の一欠片も、

私に否定できるものは、ないのです。

 

 

  

だからこそ。

 

相手が生徒でも、そのご家族でも、

「相手を一人の人間として、一人前に扱う」

「意見や想いを、ありのままに受け止める」

 

 

そうすることで、

そのままの相手を知ることができます。

そこに、信頼関係がうまれ、本音のやりとりができる。

そして、一緒に、最善策を考えることができる。

 

*******************

 

とみーは、

ご両親と向き合うときの心持ちの大切さを、

生徒たちに伝えてきました。

 

 

・ご両親が、一番近くで見守り、育ててくれたこと。

・あなたの性格をよく理解している部分もあり、知らない部分もあること。

・ご両親の価値観を、むやみに否定してはいけないこと。

・ご両親が同意してくれないときには、なにか理由があること。

・自分の意見は、しっかりと言葉にして、熱意をもって伝えること。

 

 

 

親子間で、意見がぶつかる。

 

よくあることだと思いますが…

 

よくあるぶつかり合いが、

勉強のモチベーションに影響したり、受験大学の決定をゆらがせることも。

ぶつかりあいの繰り返しが、受験結果を左右させることだってあります。

 

 

ご両親にも、心を込めてお願いしています。

 

 

・こどもたちの頑張りを見守り、信じてほしいこと。

・こどもたちが「帰りたい」(休まる) と思える雰囲気をつくること。

・毎日、温かくておいしいご飯をつくってあげてほしいこと。

・必要以上に、不安を煽らず、プレッシャーを与え過ぎないこと。

・良い結果が出たら、たくさん褒めてあげること。

・こどもたちの調子ややる気を見極めるときは、

 成績結果や学習時間だけでなく、表情を見てほしいこと。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

相手が他人であっても、家族であっても、

ご両親であっても、こどもであっても。

 

向き合うべき人の、

人生を、経験を、想いを、尊重してください。

 

すべてを受け入れてほしい、

と言っているのではありません。

 

 

ただ、知ろうとしてほしいのです。

 

 

相手が、なにを伝えたいのか。

どんな気持ちでいるのか。

どうしたいと思っているのか。

 

 

相手の想いの輪郭が見えてきたとき、

あなたは相手と向き合えています。

 

相手の想いの形がわかったとき、

あなたは、大切なその人を傷つけることなく

話し合うことができるはずです。

 

 

とみーは、そう思います (^^)/~~~

 

「愛の形」シリーズ、

最後は「勇気が変えた愛の形 ~受験期の家族間コミュニケーション~」

ある生徒が勇気をふりしぼった、受験校を決定するまでのお話です。

 

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変形した愛の形 ~受験期のお母さんの気持ち~

こんにちは、とみーです(^^)

 

前回、「愛の形は人それぞれだよー」ってお話をしました。

 

お互いを大切に思う気持ちは同じでも、

期待してるカタチや表現の仕方は

みんな違ったりするよってお話でした。

 

今回は「変形した愛の形」。

 

受験生の家庭で起こりやすい、

親子間の口論の原因について考えます。

 

相手を大切に思っている気持ちが

自分の主観と入れかわっちゃうと…ってお話です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

浪人生を担当していたとみーは、

年に数回、三者面談をしていました。

 

生徒と保護者、とみーの三者ですね。

(ご両親が参加されて四者になることもあります。)

 

夏は穏やかだった面談の雰囲気も、

年末、センター試験後になると

状況が一変する場合もあります。

 

ある生徒の成績が思うように伸びず、

とみーは滑り止めとして、

地域の私立大学の受験を勧めていました。

 

もちろん、滑り止めですから、

志望大学か、他に行きたい大学に合格すれば、

その私立大学には進学しなくてもいいですし、

志望大学も、他の受験もうまくいかなかったら

その私立大学に合格していれば、進学先として選んでもいいわけです。

 

すると、お母さまから

「そんな大学、受験させられません。」

と、厳しいお言葉が返ってきました。

 

理由を伺ってみると、どうやら、こういうことです。

 

その生徒より、ランクの低い高校に進学した幼なじみが

その私立大学に推薦入学した。

受験勉強も必死にしないで進学できるような大学を

浪人してまで受験させるなんて、考えられない。

まして、その幼なじみが先輩になるなんて、この子がかわいそうだ。

(あくまでも、お母さまの主観です。)

 

 

これは、とても難しい問題です。

なにより、とみーが気になったのは、生徒の気持ちでした。

生徒は、その場で黙って、うなだれていました。

 

きっと、この話題は、今に始まったものではなく

おそらく一年以上前から、浪人生になる前から

生徒のお宅で飛び交い、言い聞かされているのでしょう。

 

生徒の心の傷や、今後のやる気が心配でした。

生徒によっては、全部どうでもよくなってしまうケースも、実際にあるのです。

 

 

生徒を間に挟んで、

お母さまと反対側に座っているお父さまの意見を

聞いてみることにしました。

 

*******************

 

よくあることなのですが、

大学の人気やイメージというのは、時代と共に変化します。

とみーの時代と今でも、特に私立大学は結構違います。

 

保護者の方々とお話すると、

ご自身の時代のイメージが払拭されていない場合も多く、

また、ご自身が大学進学を考えていなかった方は、

大学に対して偏見がある場合もあります。

 

志望大学だけでなく、受験大学を選ぶときには、

うわさやイメージだけに左右されずに、

最新の情報や資料を取り寄せることが大切です。

 

*******************

 

お父さまは、少しの間、生徒を見つめていました。

そして、とみーの目をしっかりと見て、こうおっしゃったのです。

 

「大学の知名度でなく、この子にとって、

本当に必要な大学を受験させたいと思います。」

 

とみーは後日、受験大学に関して、

生徒本人と二人で、話し合うことにしました。

その結果を、ご家族で再度話し合って、決定することになりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

受験は、受験生だけの問題ではありません。

 

受験生を抱える家族にとっても、一大事です。

 

なぜなら…

複数受験するだけでも受験料がかかるし、

遠方での受験には、交通費や宿泊費も必要です。

国立大学に進学するのか、私立大学に進学するのかで

翌年から支払わなくてはならない学費も、大きく違ってきます。

遠方の都心で一人暮らし、私立大学に進学となった場合には、

進学をあきらめなければならないケースもでてきます。

 

メンタル面でも…

ご家族は、受験生と共に闘っています。

ご両親には、勉強や受験に関して不慣れな方も多いので

漠然とした不安だけがおそいかかります。

親として、なにをしたらいいのかも正解はないですし、

いつもより神経質になってしまう方もいらっしゃいます。

 

そもそも…

受験勉強をしている本人だって、

志望校に合格できるのか、成績が上がっているのか、

自分の勉強がうまくいっているのかなんてわからない。

それを外から見ているご両親は、不安で当然です。

 

 

今回のご家族の場合、

お母さまは、我が子をとても心配していたはずです。

お母さまご自身は大学に進学されなかったとのことで、

(時代的な背景もあり、そういうことは多々あります。)

よけいに、周りからの声に敏感でした。

 

その結果、大学の名前に強い執着を持ってしまい…

大学の名前で、将来、嫌な思いをしたらかわいそうだ、とか

ご近所で変にうわさされて傷ついたらどうしよう、とか。

 

不安が、さらなる不安を呼んだと想像できます。

 

 

不安で、心配で、かわいそうで。

 

 

恐怖にも似た気持ちが渦巻いて…

 

 

だんだん…

我が子を思う気持ちと、

「なにか」が混ざって、

複雑な感情になってしまった。

 

 

その「なにか」とは…

「お母さん自身の気持ち」。

 

 

お母さんのプライドや、立場。

ご近所づきあいや、周囲の目。

自分の育て方を疑ったり、

遺伝子に原因を探してみたり。

 

きっと、いろんな要素が合わさって、

抱えきれなくなってしまった。

 

 

心配の対象が、

「我が子」から「自分」に、

入れ代ってしまった。

 

 

思いやりだった「愛の形」が変化して…

 

シンプルじゃなくなった感情があふれ出して…

 

想いとは裏腹に、大切な人を傷つけてしまう。

 

 

 

はじまりは、愛だったはず。

 

 

 

とみーは、そう思います (^^)/~~~

 

次回は「お互いの愛の形 ~本当のコミュニケーションとは~」

どうしたら大切な想いを伝え、互いに受け止められるのか。

家族間トラブルを回避するためにも、何が必要か考えます。

 

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愛の形 ~思春期の家族間コミュニケーション~

こんにちは、とみーです(^^)

 

どの家庭にも、

問題の1つや2つ、ありますよね。

 

誰が悪いという訳ではないけれど…

 

家庭内の問題は、家族の一人一人に

大なり小なり影響を与えます。

 

とみーは、十代の頃…

父親に愛されていないと思っていました。

それを気にしていたわけではないけれど、

漠然と思っていました。

 

なぜなら、父親の関心が、

自分に向けられている気がしなかったから。

 

それが、ある時を境に、

「家族内で一番の理解者は父親だ」

と、認識が180度変わったのです。

 

とみーが学んだ、「愛の形」のお話です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

とみーが物心ついたときには、両親は不仲でした。

 

よく喧嘩するので、

洗濯機の横で、おやま座りをして泣いていた記憶があります。

 

父方の家系は自営業で、父の帰りは遅く、

早朝に出て行くので、ほとんど会えませんでした。

 

父の趣味はパチンコで、好きな食べ物はポテトチップス。

タバコもよく吸うし、運転も荒かったのか、

たまに父が運転する車に乗ると毎回酔っていました(笑)

 

そんな父を教育上良くないと思ったのか、ただ嫌いだったのか、

母は、私と父を積極的に会わせようとはしませんでした。

 

母に守られるように育ち、とみーは大学生になりました。

 

大学の寮で、大学生活をenjoyすることになったとみーは

たくさんの先輩と友人に囲まれて、楽しい毎日を過ごしていました。

 

日本中の故郷から集まった寮生は、バラエティ豊かで、

とみーは、たくさんの価値観や考えに出会いました。

これまでの、家庭内でのやりとりとは全く違った、新しい世界でした。

 

 

そんなある日、

とみーは寮内放送で呼ばれました。

「荷物でも届いたのかな?」と思って玄関まで行くと、

そこには、父が立っていました。

 

「どうしたの!?」

 

父は、ニヤっとして、こう言いました。

 

「仕事が休みになったからさ。彼氏できた~?」

 

とみーは、父親の顔をじっと見つめました。

 

 

これまでの父親との関係は、決して悪いものではありませんでした。

でも、母から聞かされていた話や小言のイメージ、

父親は私にあまり興味がないんだ、と思っていたことなど、

父への様々な想いや感情が沸き上がってきました。

 

 

そして同時に、

「あぁ、これが不器用な父の愛情の示し方だったんだ…」

と、理解したのです。

 

 

過保護で心配性の母は、私を育てるのに必死でした。

そんな母に気を使って、父は自ら、私と距離を置いていたように思います。

(単純に、イライラした母に会いたくなかったこともあるでしょう。)

教育にのめり込み、私に厳しくする母を見て、父はいつも能天気に、

DVD(当時はビデオ)やゲームを与えてくれたものでした。

 

※父は本当にまったりとして能天気なところがあり、

    あえてそう演じていたようには見えませんでしたけど(笑)

 

 

 

「彼氏、できないんだよね~。」

 

父と二人で、散歩に出ました。

他愛のない話をしたと思います。

とても貴重で新鮮な、でも居心地の良い時間でした。

 

 

父は本当に突然やってきたので、

私がバイトや遊びに出かけて、不在の可能性もありました。

おそらく思いつきで来たのでしょう(笑)

そういう細かいことを気にしないところが

父らしいなと思いました。 

 

 

大人になった今、改めて思うのですが、

とみーの性格は、父親似です(笑)

 

それがわかってから、

父親が考えていることが

なんとなく、わかるようになりました。

 

 

父も、同じように思っていたみたいです。

 

 

両親が離婚して10年以上が経つ今でも、

年に1回ぐらいは会うようにしています。

 

あまり会わないけれど、

とみーは、お父さんが大好きです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私たちは、家族に対して、

「こうあってほしい」と理想を抱きます。

 

こどもは、両親に対して、こう思うことが多いでしょう。

 

いつも近くにいてほしい。

いつも笑っていてほしい。

優しく叱ってほしい。

話を聞いてほしい。

自分が何を考えているか、知って理解してほしい。

ありのままの自分を、受け止めてほしい。

 

ご両親は、こどもに対して、こう思うことが多いでしょう。

 

健康で、元気に成長してほしい。

幸せになってほしい。

立派な大人になってほしい。

できるだけ不自由をさせたくない。

恥ずかしい思いをさせたくない。

自分たちを越えてほしい。

 

 

お互いを大切に思っているはずなのに。

 

 

伝わらない、届かない、うまく表現できない。

 

 

仕方ないのです。

 

 

私たちは、別の人間で…

お互い目線が違うのですから。

 

 

思いやる気持ちは同じでも、

思いやり方が違うのです。

 

 

 

こどもは「今」を見ていて、

大人(特に母親)は

「未来」を見ている感じでしょうか?

 

 

 

「こんな風にしてほしい」と願っても、

表現の仕方も、ともなう感情も、人それぞれ。

 

 

 

そう、

「愛の形」って見えないけれど、

形があるとするなら、それは、みんな違う形。

 

だから、

ハートの形で受け止めたいと思っても

星形で送られてきた愛は、尖っていたりして

部分的に伝わらないことがある。

もしくは、

想像していた形と違うので、

跳ね返されてしまうことがある。

 

 

こうしてほしいと思っても、

相手を大切に思う気持ちは同じでも、

その通りの言葉で、態度で、タイミングで

伝わってこないことだって、たくさんある。

 

 

むしろ、期待通りになんて

伝わってこない方が多いかもしれませんね…

 

 

 

だって、家族の場合は期待してしまうから。

 

 

 

お父さんだから、

お母さんだから、

自分のこどもだから、

「わかってくれるだろう」って、

特に期待してしまうから。

 

 

そうやって、

お互いを傷つけてしまう親子が多いんじゃないかなって思います。

 

 

 

実は、形の違う愛を、送り合っている。

実は、形の違う愛を、求め合っている。

 

 

 

とみーは、そう思います (^^)/~~~

 

次回は「変形した愛の形 ~受験期のお母さんの気持ち~」

多くの受験生が苦しむ、受験期の家族間トラブル。

実は、ご家族も一緒に闘っています。

想いは一つのはずなのに。その原因を一緒に考えます。

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自分を大切にするってどーいうこと?

こんにちは、とみーです(^^)

 

※「努力は報われるか」シリーズの続編は、現在作成中です。しばらくお待ちください☆

 

 

あなたは自分を大切にしていますか?

 

 最近、よく見ませんか?このフレーズ。

 

「自分を大切にしましょう。」

「自分を大切にすると幸せになれる。」

「自分を大切にできた人から運命の人に出会える。」

 

 

自分を大切にする。

 

 

どーいうことなんでしょうね?

普通に生きてるだけじゃ大切にできないんですかね??

 

 

質問の仕方を変えてみます。

 

 

あなたにとって、一番大切なものはなんですか?

 

 

夢ですか?仕事ですか?遊びですか?

家族ですか?友人ですか?ペットですか?

 

どれも、とても大切ですが…

 

なによりも、あなたにとって大切なもの。

それは、あなた自身です

 

 

はいはいって思いません?

自分はこの世に一人しかいないんだから~みたいな。

 

 

とみーだって

そんなこと、わかってるつもりでした。

 

 

いろんな本やブログにも書いてあるし、

自分が健康で元気でないと、

毎日会社に出社することもできないし、

毎日学校で勉強に集中することだって、

お休みの日に好きなことを満喫することだって、

大好きなスイーツを思う存分味わうことだって、

友人と他愛のないおしゃべりをすることだって、

私自身がしっかり生きていないとできないこと。

 

そんなの、誰だって知ってるでしょ?

 

でもね…

 

自分を大切にするって、そんなに簡単なことではなかったんです。

 

 

「自分を大切にするんだ」って

ある意味、決意のような。

強い想いが、意識が必要なことだった。

 

それにやっと気づけた、とみーのお話です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ある夏の日のことです。

 

新しいパンプスをはいて出かけました。

白とシルバーのとても綺麗なパンプスで

はける日を楽しみにしていました。

 

その日は、親しくしている先生のお宅に訪問する日で

意気揚々と電車に乗りました。

 

先生のお宅に着き、何時間かお話をして帰ろうとした時です。

階段を降りている私に、うしろから声が飛んできました。

「その怪我、どうしたの!?」

 

「???」

 

先生の目線の先は、私のかかとに…

大量に流血していました(汗)

 

新しい靴をはいて靴ヅレしていたのですね。

確かに、かかとがちょっと痛いかな、とは思っていましたが

靴ヅレとは思えない出血量に自分でも驚きました。

 

パンプスのかかと部分を確認すると、

血がしみ込んでちょっとホラーな感じに…

 

 

「その靴は、とても素敵だけれど…

もうはかない方がいいかもしれませんね。

あなたをそんなに傷つけてしまうのですから。」

 

 

帰りの電車の中、先生の言葉が頭から離れませんでした。

なんだか、とても大切なことを言っているように感じたのです。

 

 

私は、社会に出てから仕事を最優先に生きてきました。

社会人は、そうやって生きるものだと思っていました。

くたくたになるまで残業して、発熱しても出社して。

めまぐるしく過ぎ行く毎日の中で、

靴が合わなくて足が痛いなんて、私にとって大したことではありませんでした。

 

血が出た、睡眠時間が足りない、頭痛がする、お腹が痛い、発熱した。

そんなこと、生きていれば日常茶飯事でしょ?

 

生きていれば日常茶飯事。

 

 

本当に、そうでしょうか?

 

 

身体が傷ついて

痛い、つらい、苦しいって悲鳴を上げてるのに

それが日常茶飯事?

 

あたりまえ??

 

 

 

私、間違ってる。

 

 

 

翌日

靴箱から靴を全部だして、足に合うかチェックしました。

かかとだけが擦れる靴には、かかとクッションを貼りました。

ついでに、靴も靴箱もきれいにしました。

 

 

 

あぁ、自分を大切にするってこういうことか。

 

 

 

身体のSOSに気づけないのですから

心のSOSになんて、気づくはずもありませんね。

 

どんなに会社で、学校で、人に親切にしていても

自分を大切にできないって

自分のことを見ていないって

一番不幸なことなのかもしれないな。

 

 

「あなたをそんなに傷つけてしまうのですから。」

 

 

先生の言葉が、私自身に向けられたもののように感じて

その言葉が、あまりに確信をついていて

心の深いところまで沁み込んで

その後もずっと、離れませんでした。

 

それくらい、私は自分を認識していなかった。

自分に目を向けていなかった。

自分を大切にしていなかったのです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

あなたは毎晩、身体を洗うとき、何を考えていますか?

 

明日は〇〇やらなきゃ、とか

今日あった嫌な出来事とか

考えながら洗っていませんか?

 

 

今夜からは、あなたの身体のことを考えてください。

 

こんなところにアザができてる、とか

お腹周りの脂肪が増えてる、とか

日焼けしてきたな、とか。

 

毎日休まずに

あなたと共に生きてくれる身体に目を向けてください。

 

 

私は

自分の肌がこんなにも乾燥していることに気づけました(笑)

乾燥してけっこう全身つっぱってる感覚があるのに

冬が近づいて寒くなってくると、皮膚がかゆくなってきて

赤くなって爪跡が残るくらい、無意識に爪を立ててかくのに、

こうやって意識するまで、

「乾燥している」という事実に、全く気がつかなかった。

 

 

 これが、心のSOSだったとしたら…?

 

 

恐ろしいことです。

 

 

(今はボディクリームを塗って、ケアしていますよ☆) 

 

 

 

あなたは自分を大切にしていますか?

 

 

 

めまぐるしく過ぎ行く毎日の中で、

心も身体も、感情や意志を、あなたに向けて発信しているのです。

 

 

余裕がある人にしかできないことでなく

目を向けることで余裕はうまれる。

 

 

とみーは、そう思います (^^)/~~~

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努力は報われるか「数学の超基本」編

こんにちは、とみーです(^^)

 

「努力は報われるか」シリーズ

「努力は報われるか」

「努力ってなんだ?」編

「成功しやすい努力」編

「自分に合う努力の見つけ方」編

 

今回は「数学の超基本」のお話。

理系の方や数学バリバリできる人には、

不向きなお話です(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

とみーは、数学が大の苦手です。

 

学生時代、向き合うことすらできませんでした。

完全に逃げてました(笑)

 

だから、苦手な人の気持ちが

よーく、よーーーく、わかるんです。

 

 

数式の意味とか、学問としての意義とか

理解できれば面白いのかもしれないけれど

とみーにはさっぱりわからなかった。

 

何でαに置き換えないといけないんだろう、とか

何のために証明しないといけないんだろう、とか

 

嫌すぎて頭の中は文句ばかりでした(笑)

 

 

置き換えることにすら気づけなかったときには、

出だしの部分でつまづいてしまう。

 

数学って、これで大問一問落としちゃうじゃないですか。

 

もぅ、撃沈ですよね…

 

 

 

 

 

はっっ!!

思い出してテンション下がってきました(笑)

 

気を取り直して、問題はここからです!

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

とみーみたいに出だしでつまずいて

その後の展開がわからなかったとき。

 

 

答え、見ますよね?

 

 

さらっと読みますよね? 答え。

 

 

「あぁ、そうだった。授業で習ったな~。」

なーんて思って、ノートを閉じる。

 

 

 

「次はできそうだわ。授業でやったから。」

 

 

 

心の中でつぶやきましたね?

 

 

 

 

 

ちょっと待たんかーい!!

 

 

 

 

 

「次はできそうだわ。授業でやったから。」

 

 

どうして、そう思うんですか?

 

 

授業でやったって思い出したのは、答え見たからでしょ?

テスト前に、テストの答え、見れないじゃないですか!?

あたりまえだろって?

そうですよ!あたりまえです。

テストの前に、テストの答えは見れない。

ってことは、授業でやった問題だったとしても思い出せない。

このままじゃ、テストで全く同じ問題がでても解けないんです!!

だって、知ってる問題だってことにも気づけないんですから!!!

 

 

 

そうです。

だからあなたは数学が苦手なのです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

納得してくれた人から、改善策、いきますよ!

 

 

ポイントは「答えの見方」です。

 

 

ここが努力の見せ場です!!

ここで頑張らなかったら、もう終わりです。

 

 

答えを見るときは、

答えのページをノートか何かで隠して、

一行ずつ、ずらしながら

まず、自分で書けた行までをチェックします。

 

 

次に、もう一行答えを見ます。

そこで、次の展開を思い出せないか考えてみます。

 

 

思い出せたら、さっき解いた自分の答えの下に、

答えを見ながら解き直したことが、後で見てわかるように印をつけて

再度、解き直していきます。

 

 

思い出せなければ、もう一行、答えを見ます

もう一度、次の展開を思い出せないか考えてみます。

 

 

最後の一行まで、これを繰り返します。

 

 

大問一問分、終わったら、

もう一度復習して、ポイントや数式などを確認し、

解けなかった問題に付箋を貼ります。

 

 

そして、次の日に

(これがベスト!)

どうしても難しければ、その週末までに

もう一度、同じ問題に挑戦します。

(早い方がいいです!)

 

 

 

 

 

全部解けなくてもいいです。

途中まででもいいです。

 

 

つまづいたら、もう一度考えてください。

前日の、数日前の記憶にアクセスしてください。

なんでもいいから、なにかを思い出す努力をしてください。

途中からでもいいです。

とにかく、なにか書いてください。

 

 

 

思い出せないと、苦しいですよね…

 

 

 

苦しんでください。

脳から、答えをしぼり出してください。

10分くらいは粘ってください。

 

 

この時、本当に全神経を集中させて

全身全霊を尽くして思い出そうとしているなら

あなたの脳は汗をかきはじめます

 

(そうです!前回の記事にでてきたやつ!!)

 

 

 

「脳が汗をかく」

 

 

この表現が体感できない、もしくは

なんとなくでも理解できない人は

おそらく、集中できていないか必死さが足りません。

 

 

 

安心してください。

たった一回でわかる必要はありません。

というか、そんなに簡単なものではありません。

あなたは、

自分の脳の限界に挑戦しているのです。

身体でいう筋肉を鍛えているのです。

思い出すための、記憶するための、筋トレをしているのです。

 

 

苦しんでください。

脳から、答えをしぼり出してください。

脳が汗をかくまで、10分くらいは粘ってください。

 

 

 

そうやって思い出せるまで、なるべく答えを見ないようにします。

 

 

 

 

 

もう無理だぁーーー!!!

 

 

 

ってなったら、

悔やまれる気持ちを抱えながら

一行ずつ答えを見ます。

 

 

一行一行、ずらして答えを見るときも、

時間をかけてじっくり、思い出すことに集中します。

 

 

 

はじめに解いたときよりも、

一行でも多く自力で書けたら成功です!

 

 

 

自力で、

最後の行まで書けるまで、

何度でも繰り返してください。

 

 

やがて、答えをまる暗記してしまうでしょう。

それで構いません。

 

基本問題が頭に入っていた方が

応用問題で対応しやすくなります。

 

 

 

これが、「努力」です!!

 

 

 

「脳から汗をかく」感覚。

目指してください。

 

 

 

今は苦手でも、必ずできるようになる。

 

 

とみーは、そう思います (^^)/~~~

 

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